土曜日診療武蔵新城の歯医者|歯周病治療・歯周外科・審美治療
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2018

4/11

【歯ぎしり】意外に知られていない歯ぎしりの原因とトラブル

歯ぎしりは大きく2つのタイプに分かれます。

『私、寝ている時歯ぎしりするみたいなんだよね。』と、おっしゃる方が、意外に多いのですが、思いの外歯ぎしりを軽視されている現状にあります。
歯ぎしりに関する治療についても、歯科医療の領域ですので、今回のブログでは歯ぎしりについて書いてみたいと思います。

歯ぎしりは、寝ている間のちょっとした癖のようなものと勘違いされるケースがあります。
[ギリギリ]、 [ゴリゴリ]などと不快な音を立てて起こる睡眠中の歯ぎしりは、歯に深刻なダメージを与える事もあるので注意が必要になってきます。

歯ぎしりにおける歯への負担は計り知れません。寝ている間は無意識下で行われますので、さらに歯への負担が大きいと言わざるを得ないのです。
覚醒している(起きている)時は、意識することにより歯ぎしりは起こりにくいですが、睡眠中のそれは深刻です。

それでは、歯ぎしりについて、簡単にご説明していきます。

睡眠中の歯ぎしりは、無意識に起こりますのでご自身で気づかれていないケースが多くあります。
この歯ぎしりは、専門用語でブラキシズムと呼ばれます。

そして、歯ぎしりは、以下の二つのタイプに分けられます。
睡眠時ブラキシズムは[グラインディング]と、歯を食いしばる[クレンチング]に分類されます。

  • グラインディング

グラインディングは、上下の歯を、ギリギリと擦り合わせる歯ぎしりです。
とても一般的でありつつ、頻度の多い歯ぎしりです。ギリギリと音がするので、一緒に寝ている人に気づいてもらえます。『昨夜、歯ぎしりしていたよ』と他人に言われるのは、このグラインディングです。

この歯ぎしりは、上下の歯を強く噛んだ状態で横に滑らせこすり合わせる動作です。
非常に強い圧力が、上下の歯にかかります。長い間、この歯ぎしりを続けていると、歯が大きなダメージを受けます。ひどい状態だと、歯の表面が削られてしまい平らになってしまいます。気をつけなければならない歯ぎしりです。

  • クレンチング

クレンチングは、ギューっと上下の歯を噛みしめる歯ぎしりです。食いしばりや噛み締めなどと表現される場合もあります。これは睡眠中のみならず、覚醒(起きている)時にも見られます。通常は、上下の歯は少し隙間を開けてあいている状態ですが、食いしばりや噛み締めがあると、常に上下の歯がくっついた状態になります。時折、ギューっと強い食いしばりが起きる事で、さらに歯へのダメージが強まります。

グラインディグは(ギリギリ) (ゴリゴリ)などの音が出るため家族に指摘されて初めて気づかれる方も多いいでしょう。他方クレンチングは全く音がでないため、自分も家族も全く気付かないまま歯ぎしりを繰り返しているケースが多々あります。歯ぎしりの原因は完全には解明されていませんが、歯ぎしりに関係するとされる要因はいくつかあります。

その他、歯ぎしりには『タッピング』などもありますが、ここではグラインディングとクレンチングの2つについて触れたいと思います。

歯ぎしりの原因

それでは、ここからは歯ぎしりの主な原因についてご説明していきたいと思います。
歯ぎしりの主な原因は、ストレス・病気・服薬・喫煙・飲酒・かみ合わせ・カフェインの摂取などがあると言われています。
また、親も自分も歯ぎしりがひどいというケースでは遺伝的要因も考えられます。

稀に、子どもの頃は歯ぎしりが多くあったけれども、大人になったら無くなったという方もいらっしゃいます。これは、成長するにつれ睡眠構造が変わった事による歯ぎしりの改善であるという事が言えます。問題なのは、大人になってからの夜間の歯ぎしりです。

特に、ストレスなどの心因性の問題が歯ぎしりに影響を与えている場合も多くあります。
これは、メンタル面のコントロールなどを改善することで、軽減する場合もありますので、できるだけ身体の力を抜く生活を送ることが必要です。

また、歯ぎしりにおける主な問題を下記に上げておきます。

歯ぎしりが起こす主な問題として、歯の痛み、下顎の筋肉痛、顎関節痛、口や顔面の疼痛、頭痛等があります。
これらは、いずれも、歯に過度な負担をかけることによって起こる不調です。その他、歯がすり減ったり、折れたり(歯折)、詰め物が外れる、頬粘膜裂傷なども起こり得ますので注意が必要です。

すべて睡眠中の事ですので、自分の努力で改善することは、とても難しいのですが、あまりストレスを感じないような生活スタイルにする工夫をしてみると良いでしょう。
また、できるだけ寝る前にはカフェインをとらない、アルコールを摂取しすぎない、タバコを控えるなどの工夫も良いかもしれません。
寝る数時間前に、心地よい温度の湯船にゆったりとした環境で眠りにつくなどの工夫をしてみるのもおすすめです。

それでも、なかなか歯ぎしりの改善が上手く行かない場合は、樹脂製のマウスピースを装着して歯を保護してあげる必要があります。その場合には、歯科医院でマウスピースを製作して貰う必要がありますので、心配な方は、かかりつけの歯科医院に相談してみてはいかがでしょうか。