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2019

7/25

【シーラントとは】子供のむし歯を予防する処置

記事概要

シーラントとは、乳歯や生えたての永久歯をむし歯からまもってくれる予防処置です。小児期の生えたての乳歯や永久歯の咬む面の溝、前歯部永久歯の射切痕の虫歯予防に効果を発揮します。今回は、シーラントの具体的な治療についてまとめました。

シーラント

「子供の歯を守る」シーラント

太田歯科クリニックには、大人(成人)の患者さんのみならず、多くの子供たちも通ってきてくれています。成人の歯科治療のイメージが強いかもしれませんが、当院では小児歯科治療にも力をいれています。特に、小さなお子様連れのお母様や妊娠・出産時にまつわる歯の治療も積極的に行っていますので、お気軽にご相談ください。

さて、そこで今回は、そんなお子様の歯の治療で、よく使用されるシーラントについてご説明してきたいと思います。

多くの親御さんが、『大切なお子さんの歯をのむし歯にしたくない!』と思われているのではないでしょうか!?お子さんを診察している際に、「自分は歯で苦労したから、子供にはそういう思いをさせたくない」とご両親からいわれる事も数多くあります。

ここ数年、子供のむし歯も非常に減ってきています。特に1990年代に入ってからは、親御さんの予防意識が高まり、全体的に子供の虫歯が減っている傾向にあります。しかし、どんなに注意して歯磨きをしていても、自己管理が出来ていない子供や、むし歯になりやすい子供は、ついうっかりむし歯を作ってしまうものです。

むし歯予防の代表的なものとしては、フッ素塗布やキシリトール配合食材の摂取などが広く知られておりますが、今回のブログでは歯科医院にて行われる最も効果的な予防処置であるシーラントについご説明いたします。

むし歯は年代に応じて、発生しやすい部位が変化する傾向にあります。小児期では乳歯の奥歯の裂溝(咬む面の溝)に虫歯ができやすく、成人になると隣接面と呼ばれる歯と歯の間に移行し、高齢者では、歯根と呼ばれる歯の根っこに虫歯ができやすくなります。

シーラントとは、小児期の生えたての乳歯や永久歯の咬む面の溝、前歯部永久歯の射切痕(上顎の前から2番目の歯に裏側にある窪み)の虫歯予防に効果を発揮します。

つまり、シーラントとは、乳歯や生えたての永久歯をむし歯からまもってくれる予防処置となっております。それでは具体的にシーラントがどのようなものか説明いたします。

シーラント

シーラントってなに?

乳歯の奥歯の形態はデコボコしており、歯の溝も深く複雑です。

そのため、どうしても歯の溝に入り込んだ食べかすやプラークを完全に除去するのがとても困難になります。また、生えたばかりの永久歯は柔らかく、乳歯と同様に歯の溝が深く、とても虫歯になりやすい状態にあります。この時期は、親御さんもお子様のむし歯に細心の注意をはらう必要があるのです。

そこで効果を発揮するのがシーラントです。

シーラントとは乳歯・永久歯の奥歯の咬む面の深い溝に、光で固まるプラスチック製の樹脂をうめて歯をむし歯から予防する処置です。このプラスチックはフッ素が配合された歯科用樹脂素材となっており、歯質を強化したり、除菌をする働き(フッ素徐放性) があります。

簡単に言うと、歯の深い溝をうめて食べかすやプラークが溜まらないようにするということです。歯の溝の事を、専門用語で小窩裂溝とよぶため、このシーラント処置を、専門用語で小窩裂溝予防充填といいます。

そして、シーラントを行うには、年齢に応じた適切な時期があります。それは、『むし歯になりやすい時期』に『虫歯になるリスクが高い歯に行う』のが最善と考えられています。

具体的には、乳歯列が完成する4歳前後、6歳臼歯がはえてきた後、第二大臼歯がはえてくる12歳頃です。この頃にシーラントを行うことにより最も高い予防効果が期待できるのです。

特に第一大臼歯(6歳臼歯)は28本の永久歯の中で最も大きく、食べ物を粉砕する際に
一番活躍する大変重要な歯となります。またその後の永久歯の咬み合わせや歯並びに多大な影響を与える歯ですので咬合(噛みあわせ)のカギとも呼ばれるほど重要な歯となります。

よって、この第一大臼歯をむし歯から守ることが健康な永久歯列を目指すうえではかかせないものです。

シーラント

シーラント治療の具体的な方法

それでは、ここからは具体的にシーラント処置について説明してきたいと思います。

まず、親御さんに覚えておいていただきたいのは、シーラントはあくまでも予防処置ですから、必ず行わなければならない処置という訳ではないということです。歯の形態に応じて、必要でない場合もあります。あくまでも予防のための処置です。ですから、嫌がるお子さんに無理に行うのではなく、成長に合わせて進めていけばいいものとなります。

できれば、虫歯になりやすい歯にシーラントをおこない、4~6か月に一度定期検診にてクリーニングとフッ素塗布を行うのが良いでしょう。飛躍的に虫歯予防に効果が期待できます。ですから、小さな頃から歯医者さんに慣れさせるためにも、シーラント処置に気軽においで頂ければよいかと思います。シーラントは歯を削ったりしませんので痛みは一切ありません。静かにチェアに座れるようになったらお子様をお連れいただければと思います。

それでは、具体的な処置の仕方について簡単に説明します。

まず、ご両親が治療への不安を取り除けるようご説明をしていただきます。痛みのある処置ではありませんが、歯の周りのプラークを除去するなど、多少の処置が入りますので、ちゃんとお子様に理解していただくことが重要です。

まず処置をはじめるまえに歯の周りのプラークを完全に除去します。ポリッシングブラシにて咬む溝を徹底的にきれいにしていきます。その後、シーラントが取れにくくするために
酸処理のための薬剤を塗っていきます。そして酸処理剤を水で綺麗に洗い流し、いよいよシーラントを埋めていきます。最後に、シーラントを固めるために光をあてて終了です。
一本の歯の処置時間は、2~3分程度となっておりますので、小さい子供でも無理せずおこなえる処置となっております。

最後に費用についてです。シーラントは保険適用ですので、一歯400円~600円の費用となります。まずは、お子様のお口の中をみせていただき、効果的なご提案をさせていただきたいと思います。お問合せお待ちしております。

シーラント

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